助成先紹介
助成先詳細
2025年度助成対象者
津久田人形操作伝承委員会
ツクダニンギョウソウサデンショウイインカイ
人形浄瑠璃
- 【活動地域】
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- 【略歴】
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- 江戸時代の享保8年(1723)には人形芝居を神社で
- 奉納していたとの記録が残る
- 江戸時代の文化8年(1811)に県内最古の農村舞台、
- かつ唯一の常設人形舞台の津久田人形舞台が建立される
- 明治時代中期にも活発に活動したことが、奉納された大きな絵馬や
- 浄瑠璃碑の建立から分かる
- 昭和26年(1951)の復活公演が映画ニュースで報道され、
- 東京国立博物館に招かれて公演を行う
- 平成13年(2001)の国民文化祭で上三原田歌舞伎舞台と高山村で
- 公演を行う
- 令和5年(2023)「津久田人形芝居櫻座生誕300年祭」を
- 盛会のうちに行う
- 【年度 賞歴】
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- ・1951年 津久田人形舞台が群馬県宝物(史蹟、天然記念物)に指定される
- ・1983年 津久田人形舞台(附・人形)が群馬県指定重要有形民俗文化財第1号に指定される
- ・2024年 第12回「ぐんま 街・人・建築大賞」を受賞する
- ・2024年度の主な公演等
- 6月8日 渋川市八崎第一自治会公演、6月27日 渋川北中学校公演、10月12日 第4回地域鑑賞会
- 11月13日 前橋清陵高校鑑賞会、11月22日 渋川赤城北中学校公演、12月16日 渋川津久田小学校伝統芸能教室
- ・2025年 古典の日制定記念 人形芝居公演(利根沼田文化会館)
- 渋川市立津久田小学校人形クラブの指導(授業10回、夏休み等10回)
- 【コメント】
- 津久田人形操作伝承委員会・櫻座は、江戸時代から300年に渡って日本の伝統芸能である人形浄瑠璃を受け継いできています。毎年10月に県指定有形民俗文化財の津久田人形舞台で公演を行うほか、渋川市内の小中学校や公民館など、県内各地で活発に公演を行っています。また、地元の津久田小人形クラブでは、子どもたちにも教えて後継者の育成に努めています。この度、文化振興助成をいただけたことを励みに、地域や子どもたちが誇りを持てるような活動を目指して、これからも頑張っていきたいと思います。